話題の現代アート | 03月08日更新
現代アートの絵画とは?
現代アート言えば、何を想像されるでしょうか?
前衛的で難解なもの、というイメージかもしれませんね。
その中で、絵画の部門に触れてみたいと思います。
案外、目からウロコなところで、「パブロ・ピカソ」を忘れてはならないと思います。
初めはピカソも写実的な描写のデッサンをしていたようですが、後に「キュビズム」と呼ばれる創作法は、モノをひとつの視点からのみ見るのではなく、横に回り込んで見なければ見えない視点を一つの面に同時に描くことだそうです。
有名な作品に「泣く女」「ゲルニカ」などがあると思います。
国内では、時々メディアでも登場する「草間彌生」さん。
彼女の作品は絵画だけではありませんが、水玉をたくさん用いて描く作風は見る人に強烈な印象を与えていると思います。
他にも「辰野登恵子」さん、「横尾忠則」さんなどがいらっしゃいます。
思うに、現代アートの作品、とくに絵画ですが、平面のキャンバスの上がその全てではなく、表現する先が時に人間の体であったり、食べ物であったり、道路や、ビルの壁であったり、様々なものに描かれていてその描き方も多種多様です。
それを美しいものと理解できなければ、見る人の目が肥えていないのかというとその限りではないようです。
ただ、モチーフを美しくあるいは個性的に描写するのではなく、現代アートにはとても強いメッセージ性があると思います。
よくできている、か、そうでないかというよりかは、現代アートの絵画は見る人が「好きか」「嫌いか」で分かれるような気がします。
音楽や、文章のように伝わるものでもありませんし、受け取る側によって非常に意味の違いが生じてしまうかもしれませんね。